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果実が美酒になるとき 〜農業の表現者として〜

果実が美酒になるとき 〜農業の表現者として〜

果実が美酒になるとき 〜農業の表現者として〜

1972年、巨峰ワインは田主丸の森の中でその産声を上げました。
草創期を築いた先代の想いそのままに、巨峰葡萄100%醸造にこだわり、日本独特の葡萄酒造りを行っています。
巨峰ワイナリーで生まれるのは、巨峰ワインだけではありません。
2008年に全国酒類コンクールで第1位に輝いたブルーベリーや、
同年2位となったあまおういちごのワインを筆頭に、キウイ、みかんなど、数多くの果実のお酒を造っています。
醸造された葡萄酒や果実ワインの一部は、冷涼な地下貯蔵庫でしばしの眠りに入ります。
1980年代に耳納山麓の自然石を石工が一つひとつ切り出し、
積み重ねて造られた地下貯蔵庫は、日光や温度の変化から守られる贅沢なゆりかご。
果実のお酒造りは、農家が丹精込めて育てた果実を、さらに魅力ある酒という一滴に変える使命を帯びています。
農業あっての酒造り。私たちは、農業の表現者でありたいと思っています。

Photo by Ryoji Kudaka